福井県 ​河野川とは

源流から河口まで、海と直結する単独河川

河野川は、福井県中央部の南越前町（旧河野村）を流れる、日本海側に注ぐ全長10数キロの単独河川です。

現在、「河野地区」と呼ばれるこの地域は日本海に面しており、海・山・川などの自然に囲まれ、豊かな恵みを享受できる場所です。海に関する歴史が深く北前船主である「右近家」ゆかりの地です。大航海の歴史が語り継がれる町であり、特務艦関東遭難での人々の勇気ある行動なども語られ、海とともに生きる精神が紡がれています。

河川の様子としては、日本海に接続している下流付近では、銀化したヤマメを数多く確認出来ます。下流から中流域は平坦な箇所が多く、初心者や年配の方でも歩きやすい環境で「アユと渓流魚の好漁場」です。上流域はヤマメが生息しており、釣り人を楽しませてくれます。

そして、水質も良好です。上流部に人家が少ないこと、自然災害が少ないことから常に澄んだ清流となっています。澄んだ水で育った渓流魚は大変美しく、生き物としての魅力に溢れています。私たちは日々懸命に漁場管理を行ない、楽しんでもらえるように努力しています。

是非いちど遊びに来て、良さを感じて見てください。皆さんのお越しを心待ちにしています。

代表理事組合長

​酒井　享